コサージュの作り方のヒント - 小さい葉の枝の作り方
小さい葉の付いた枝の作り方です。
大きい葉の付いた枝と同様に作ってもよいのですが、葉が小さいので、1個1個糸始末していては大変なので、葉を作りながら、枝にも仕立てていくという方法で作ります。
次の葉を作る前に、十分糸を引いておかないと、中央の枝とのすき間が空きすぎてしまい、しおれたような柔らかい感じになってしまいます。
最初は、葉の枚数が3、4枚程度で練習してから、枚数の多い枝を作るようにした方がいいと思います。
特小ビーズを使い、糸はNymoのBサイズがちょうどよいです。
(1)図1〜図4を参考に1枚の葉を編む。
図4で、#20、21のビーズを入れた後は、#16、#17、#7、#6、#11、#5、#4、#14、#15、#18、#19を通ってから、#22〜#24のビーズを拾い、#20に通す。
さらに、外側のビーズを通り、#8まで糸を通す。
(2)最初に残していた糸と、今作業していた糸の両方にビーズを20〜30個通し、片方の糸にもう1個ビーズを通してから、両方の糸を本結びする。(図5)
(3)作業していた糸を中央の枝のビーズに逆方向へ通し、最初に作った葉から数個下のビーズから糸を出し、ビーズを1〜3個拾う。(図6)
(4)(1)で作った葉と同じ物を作る。この時、中央の枝と、(3)で拾ったビーズとの間に、ビーズ1、2個分のゆとりがある状態を保って作業する。(図6)
(5)葉が編めたら、(3)で拾ったビーズに糸を通し、中央の枝のビーズに上から下へ向かって糸を通して、よく引っ張る。(図7)
(6)この後も、続けて基本の枝の作り方と同じように、枝を作りながら、葉を編んでいく。
小さい葉の付いた枝を複数本、組み合わせた形の枝(右図)もできます。
この場合は、糸だけで作ると強度が足りなくなりますので、細いワイヤーを中心となる枝の中に入れて作ります。
さらにこの場合は、全体の中心にある枝は、特小ビーズではなく、丸小ビーズの方がいいかもしれません。