ネッティングを使ったネックレスの作り方
幅が約2cmとややボリュームのあるネックレスです。
全体を見せて使うと豪華になりますし、服の内側に付けて、一部を見せるような使い方をするのもいいと思います。
ビーズアクセサリーLobeliaで、KT105-1の番号でキットとしても販売しています。
【必要な材料】 首周り39cmの場合
ラウンドビーズ(4mm) … 139~147個、
ファイアーポリッシュ(3mm) … 69~77個
シードビーズA (丸小) … 2.3g
シードビーズB (丸小) … 6.7g
シードビーズC (特小) … 0.3g
引輪とアジャスター … 1組
ボールチップ ・・・ 2個
糸(Nymo Dサイズ)
ビーズワーク用針(サイズ#12)
ワックス
【作り方】糸が途中で足らなくなったら、はた結びでつないで作る。
1.(図1)
糸を2m切り、シードビーズ1個を糸に通して、もう1度同じ方向から糸をビーズに通す。針に通っている方の糸の長さが60cmぐらいになるような位置にビーズを移動して、ビーズの位置で本結びする。
2.(図2)針に通っている糸に、首周り部分のビーズを通す。
ボールチップの内側から外側へ糸を通し、シードビーズAとラウンドビーズを交互に通す。ラウンドビーズの数は、首回り39cmの場合で70~74個必要。ビーズによって微妙にサイズが異なり、このサイズにならないこともあるので、目安にする。最後にシードビーズAを1個糸に通し、もう1つのボールチップの外側から内側に糸を通す。
3.(図3)
シードビーズを1つ糸に通し、もう1回同じ方向へ糸を通したら、糸のたるみをなくすように、針を使ってシードビーズをボールチップの内側に移動する。
4.(図4)
さらにもう一度シードビーズに同じ方向から糸を通し、その時できている糸の輪の中に糸を通してゆっくり引っ張ると、ビーズが固定される。
5.
最初に残しておいた長い方の糸を使い、次の段を編む。(図5-1、図5-2、図5-3は、最初の工程)
5(1).(図5-1)
ボールチップの内側から外側へ糸を通し、シードビーズAに糸を通す。シードビーズBを1個、シードビーズAを1個、シードビーズBを1個、ファイアーポリッシュを1個、シードビーズBを3個、ラウンドビーズを1個、シードビーズCを1個の順に拾って糸に通し、図5-1でC1を通らないようにして、R2からB1、R1まで糸を通す。
シードビーズBを1個、シードビーズAを1個、シードビーズBを1個の順に拾って糸に通し、 図5-2のF1からC1まで糸を通す。さらに、C1を通らないようにして、R2に逆方向に糸を通す。
シードビーズBを3個、ファイアーポリッシュを1個、シードビーズBを1個、シードビーズAを1個の順に拾って糸に通し、図5-3のB2、R3に糸を通す。
6.
繰り返しの工程。(図6-1、図6-2、図6-3)
6(1).(図6-1)
シードビーズBを1個、シードビーズAを1個、シードビーズBを1個の順に拾って糸に通し、図6-1のF2に糸を通す。
6(2).
シードビーズBを3個、ラウンドビーズを1個、シードビーズCを1個の順に拾って糸に通し、図6-2で、C2を通らないように
して、R4に逆方向に糸を通す。
6(3).
シードビーズBを3個、ファイアーポリッシュを1個、シードビーズBを1個、シードビーズAを1個の順に拾って糸に通し、図6-3のB3、R5に糸を通す。
6(4). 後は、6(1)、6(2)、6(3)の工程を繰り返す。端まで編むと、図6-1の状態になる。編み目の中を通り、ボールチップの中へ糸を通しておく。
7.
仕上げをする。
(1) 最初に通していた糸と、作業していた糸とを本結びする。片方の糸をシードビーズの中に通して、もう一度本結びする。
(2) 接着剤を糸こぶに付けて固める。
(3) 乾いたら、糸を短く切り、ペンチでボールチップを閉じ、その端に引輪とアジャスターをペンチで取り付ける。(図7)
色違いです。
※この作品の作り方は、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しているキットの中から公開しています。 (2020.2.15)
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