ビーズで作るリースの土台(ベース)の作り方 - 概要

リースをキットにして欲しいとのお問い合わせが時々あるのですが、ビーズの量は、土台(ベース)のサイズの違いや、仕立て方の違い、作る花や枝の数によって、かなり変動します。作っている内に、意外にビーズがたくさん必要になってしまうことも多く、キットにするのが難しいです。

そこで、「リースの土台の作り方」を簡単に説明します。
後は、コサージュの作り方のヒント等を参考に、花や枝、ボールを作ったり、市販のパーツなども使って、リースを作ってください。

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【1】小さい土台の作り方
リースが小さい物(直径が12〜16cm)の場合は、筒状のペヨーテステッチで細長いひもを2本編み、それらをねじって一つの輪にした物を土台にします。中には細いワイヤーを何本もまとめて入れておきます。 作り方はこちら
【2】大きい土台の作り方
芯を作り、ネッティングで覆う方法です。
この方法は、 後でいろいろなパーツが縫い付けやすくて、収まりがよいこと、土台の部分が少し見えてしまっても違和感がないことと、強度を保つことを考慮していろいろ作ってみた結果、こういう方法に落ち着きました。他にもいい方法があるかもしれません。参考までにして下さい。 作り方はこちら

【3】リースの仕立て方
コサージュの作り方のヒントなどを参考にして、枝や葉の付いた枝、花、ボールや実などを作り、リースの土台に固定します。
まず、枝物を先に固定してリース全体の形を作ってから、花を固定します。


枝物は、端から順にたくさん付けるのではなく、適度な間隔を空けながら荒く付けていき、だんだん隙間をなくすように取り付けていくと、バランスが取りやすくなります。
葉のついていない枝物はリースの外観を決めるのに重要なので、どのくらいの本数をつけるかは一概に言えないのですが、思ったよりも本数が必要です。
表から見える部分だけだと貧弱になりますので、リースの土台の厚み部分 (内側にも外側にも)にも取り付けるようにします。
その途中で葉の付いた枝物を固定します。


花を付ける場合は、大きいものから固定します。
ここで、リースの見た目の感じが決まるので、実際に固定する前に、大きい花を並べてみてバランスを取ります。ここで、写真を撮っておくと、後で固定する際の参考になります。
花を固定する際も、後で微調整できるように、軽く縫い付けておき、糸やテグスをリースの後ろ側に残しておきます。


それから、小さい花を固定します。この場合は直接縫い付けながら、バランスをみてもいいと思います。
花も、リースの土台の厚み部分にも(内側にも外側にも)取り付けると、雰囲気が良くなります。
小さな花をたくさん付けたリースもかわいいです。決まった方法はないので、好みの方法で作ってみて下さい。

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