筒状のスクエアステッチの編み方

筒状のスクエアステッチの写真

筒状のスクエアステッチも、平面のスクエアステッチと並んで使いやすいステッチです。
例えば、バッグを作る時、2枚の平面を作って縫い合わせる以外に、最初から筒状にして編み上げるということもできます。
また、芯になる素材(例えばガラスの小瓶や、ラウンドビーズなど)を覆うようにして作品を作る時にも使えます。

筒状の編み方 … 一周が10個で編む場合

  1. 筒状の編み方の図1
    1. (図1)必要な数のビーズ(図では#1〜#10)を糸に通して輪にして結び、#1のビーズから糸を出す。
    この後、この輪と同じ太さの筒状の物(紙を丸めてもよい)にはめて作業するとやりやすい。
    シードビーズを1個(#11)拾い、その真下にあるビーズ(#1)を通って、再び今拾ったビーズ(#11)に糸を通す。
  2. 筒状の編み方の図2
    2. (図2)シードビーズを1個(#12)拾い、そのビーズの真下にあるビーズ(#10)を通って、再び今拾ったビーズ(#12)に糸を通す。
  3. 筒状の編み方の図3
    3. (図3)以後、2の工程を段の終わりまで繰り返す。
    (必ず拾ったビーズの真下にあるビーズを通り、再び今拾ったビーズに糸が通る。)
    4.(図3)(この工程は、今編んだ部分を補強するためなので、必要ない場合や柔らかく作りたい時は、飛ばして5の工程へ進んで良い。)
    今、編み終わった位置(#20)から、同じ段のビーズ全てのビーズ(#11〜#20)に糸を通し、この段の最初のビーズ(#11)から糸を出す。
  4. 筒状の編み方の図4
    5. (図4)#11から糸を出し、次の段を編む。
    シードビーズを1個(#21)拾い、その真下にあるビーズ(#11)を通り、再び今拾ったビーズ(#21)に糸を通す。
    これを繰り返し、端まで編む。必要であれば、4の工程を行い、さらに次の段を編んでいく。