見本カードを作る
お店で売っているビーズの見本カードは、そこで商品を購入する際に便利ですが、写真のように、自分の持っているビーズの見本カードを作っておくと、違った便利さがあります。
便利な点- 自分の持っているビーズの傾向がよく分かる。
- ビーズを購入する際に、購入していない物が分かりやすくなり、同じ物を重複して買ってしまうことがない。
- 色あわせの際の参考になる。
- 特に透明系のビーズは、カードに縫い付けると、実際の色味がよく分かる。(袋に入っているとビーズが重なって色が実際より濃く見えている。)
1.枠線の入った表をA4サイズの用紙に印刷して、厚紙に貼る。
- エクセルなどで作ると簡単。
- 品番の枠にビーズ番号を記入する。(後で購入する時の参考に。)
後で、ビーズの種類が増えて、間に入れたい場合もあるので、全部順番に記入せずに、未記入部分を残しておくとよい。 - 写真の品番の欄の(d)は、外染めビーズという印。
- 写真の品番の欄の「25」と「2350SB」の意味は、同じビーズが違う店で売っていた時のそれぞれの番号。
2.目打ちや千枚通しなどで、穴を開ける。
- 用紙の表から、ビーズを縫い付ける範囲より、少し、外側の位置に穴を開けると、ビーズを縫い付けた時の収まりがよくなる。
- 糸を通した針が通る程度の大きさの穴でよく、大きすぎると糸こぶが抜けてしまうので注意する。
3.ビーズを糸で縫い付ける。
- 用紙の裏から糸を通した針を、左側の穴から表に出し、必要な数のビーズを拾って、右側の穴に裏へ向かって針を通して、ビーズを用紙に固定する。
糸こぶは、1色縫い付ける度に作ると面倒なので、何色か縫い付けてから作り、そのまま続きの作業をするとよい。 - 大きいビーズの場合は、1個でもよいが、シードビーズは、丸小ビーズで1列当たり7個、特小ビーズで1列当たり10個程度縫い付ける。
- さらに、シードビーズは小さいので、1色に付き2列のビーズを縫い付けておくと色の確認がしやすくなる。
- 並べる順番は、シードビーズの場合は、種類が豊富なので、加工別に分けると分かりやすい。
例えば、左から順にシルバーライン、透明系、不透明系(オパーク)など。
(補足)
- シードビーズだけでなく、写真のようなファイアーポリッシュや、その他のビーズでも作っておくと便利です。
- あまり種類の多くないビーズは、1枚のカードに、複数の種類のビーズを縫い付けておくこともあります。 例えば、竹ビーズと丸大ビーズとドロップビーズを1枚のカードにしてしまうなどです。
- また、右写真のように枠線の入った用紙を作るときに、メモ欄として空白の領域を作っておくのも便利です。 そのビーズを購入したお店の名前とか、価格など記入しておくなどすると購入の際の参考にもなります。
- 色合わせの際は、針にビーズを通して、見本カードのビーズに近づけて、どの色と組み合わせようかと考えるのに使っています。